一級建築士事務所 BAJANE+1515

無垢の木と竹小舞土壁で建てる日本の家
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Q&A よくある質問

Q:設計事務所の仕事の内容や流れはどうなっているのですか?

設計事務所の主な仕事には「設計」(企画・調査、基本設計、実施設計)と「監理」があります。手順を追って、ご説明します。

設計について

設計というのは、住宅を建てるのに必要な内容を計画し、それを設計図に表現し、施工者(工事をする人)に伝える事です。
設計には「企画・調査」「基本設計」「実施設計」があります。

1)企画・調査

住宅を建てるのに必要な事項を調査します。

  • 敷地のある場所
  • 敷地の大きさ
  • 周囲の道路や土地と敷地の位置や高さの関係
    方角はどうか?どこから入るのか?
    道路との高さはどうなっているのか?
    隣接地との高さや位置はどうなっているのか? などです。
  • 設備関係(下水道やガス、電気の状況)
  • 法的規制の確認
    都市計画や用途地域は何か?
    住宅を建てられるかどうか?(住宅が建てられない地域があります。)
    建てられるのはどれくらいの規模(建ぺい率・容積率、高さ制限)か?
    防火地域は何か?(木造では建てられない地域があります。)
    特別な法規制がないか? などです。

2)基本設計(アウトラインの設計、構想)
1.建て主さんから希望条件をお聞きします。
  • どんな暮らしを望んでいるのか?
  • どんな家にしたいか?
  • 予算
    住宅の工事には、土地代、建物代以外に色々な経費が必要です。
    例えば設計監理費、税金、登記費用、水道加入料や引越し費用、等です。
    工事中に仮住まいが必要な場合は家賃も発生します。
  • 希望竣工時期
2.希望条件に基づいて「たたき台」のプランを作成します。

この時には配置、平面、立面のスケッチを見てもらいます。

3.打合せを重ねて基本設計を作成します。

基本設計完了時に提出するのは、配置図1:100、平面図1:100、立面図1:100です。
ご希望があれば簡単な模型を提出する事もできます。

4.概算工事費を計算します。

ここではまだ、坪単価計算くらいしかできません。


3)実施設計
※本設計、基本設計を基に詳細で具体的な、工事に必要な設計図を作成します。

ここが設計事務所とハウスメーカーや工務店の「設計施工」の大きな違いのひとつです。40坪くらいの住宅だと40枚くらいの設計図を書きます。

1.より詳細な打ち合わせを重ねます。

ここでは建物のアウトラインから、各部屋の内部へと設計が進みます。構造(材種も含めて)や内装、設備(キッチンや衛生機器、照明器具等)や家具、建具の詳細を決めて行きます。

2.打合せ決定事項に従って設計図を書きます。

作成する図面は以下の通りです。
これらの設計図に基づいて見積、施工を行います。

種類 名称 SCALE 枚数
意匠図 計画概要書・敷地案内図 1/2,500 1
面積算定表 1/100 1
内外部仕上表   1
配置図 1/100 1
各階平面図 1/100 1
立面図 1/100 1
矩計図 1/30 1〜3
平面詳細図 1/50又は1/30 ×階数
天井伏図 1/50又は1/30 ×階数
展開図 1/50又は1/30 5〜15
建具伏図 1/50 2
建具表 1/50又は1/30 5〜15
家具詳細図 * 1/20又は1/10  
階段詳細図 * 1/20  
部分詳細図 * 1/20又は1/10  
構造図 杭伏図 * 1/50 1
基礎伏図 1/50 1
床伏図 1/50 1
梁伏図 1/50 1
小屋伏図 1/50 1
軸組図 1/100 3〜5
基礎詳細図 1/20又は1/10 1
設備図 コンセント位置図 1/50 ×階数
照明器具位置図 1/50 ×階数
換気扇・空調設備位置図 1/50 ×階数
給排水衛生設備機器位置図 1/50 ×階数
ガス設備位置図 1/50 ×階数
構造計算書 *     一式
* 印は必要な場合のみ
3.概算工事費を計算します。

あくまでも概算です。実施設計図に基づいておおよその工事費を計算します。

4.建築確認申請、等の法的な手続きをします。

監理について

監理というのは、建て主の代理人として、実施設計図通りに工事が行われているかを確認し、工事を指導・監督する事です。

1.見積を依頼する施工業者について建て主と相談をして見積を依頼します。
2.見積内容、金額を検討します。
3.工事金額について施工会社と折衝します。
4.施工を依頼する施工業者についての助言をします。
5.工事契約に立ち会います。
6.工事の監理を行います。
  • 地鎮祭への同席
  • 水盛遣り方(建物の位置決定)への立会
  • 基礎の配筋検査
  • 材木の材料検査(材種、等級)
  • 構造の打合せ(仕口、継手、金物等)
  • 上棟時の立会
  • 設備工事や仕上工事の打合せ
  • 竣工検査
7.完成引渡しの立会

以上が、だいたいの流れです。