京都で「夏を旨としたすまいにならい、地域型の省エネ基準を探る」フォラムに出席しました。
京都に暮らす人たちが昔からやってきた、建具の開閉や中庭の使い方、部分暖房など、温熱環境調整方法についての話、断熱材の耐久性の問題など、大事な論点がいくつも出ていました。
安藤邦廣先生の、夏冬で住まい方を変えてきた満州、朝鮮半島、日本列島の民家の話も、篠節子さんの伝統木造のエネルギー使用実態の報告もよかったですよ。
報告記事が木の家ネットに出ています。
ご覧ください！
http://kino-ie.net/act_161.html
省エネ基準が義務化になると、断熱材を分厚く入れないとならなくなる？ 木組み土壁の開放的な家が作れなくなるようなことがないようにと心から願っています。
京都大学の藤井義久先生による「断熱化と耐久性に関する勉強会」に参加。
木材の話。やっぱり、構造を覆わないであらわしにする真壁構造は、建物を長持ちさせるために必須なのだということを、あらためて学びました。
会場となった「旧演習林事務棟」という建物が、なかなかいい雰囲気でした！
「陽と風の家」を作ってくれた杣耕社のJon StollenmeyerさんがBS12に出演するというので、「玉島のアトリエ」へ撮影を見に行きました。
Jon Stollenmeyerさんが石場建てを熱く語っています。私がここでネタばらしするより、番組を見て下さい。きっと素敵な番組に仕上がっていると思います。
残念なことに、Jon Stollenmeyerさんちも山本 耕平さんちもうちもBSがありません（笑）
ので、心優しい知人の家に押しかけて見ます。
【放送局】BS12 トゥエルビ
【番組名】「サヘル・ローズのイチオシNIPPON」
http://www.twellv.co.jp/event/ichioshi/
【放送日】2016年1月14日（木）21:00-21:55
この３連休で職人がつくる木の家ネットの総会が高知であり、行ってきました。私は運営委員として現地幹事の沖野さんご夫妻のお手伝いをしてきたので、大忙しの三日間でした。
土佐漆喰の見事な建物が並ぶ奈半利の町並み、牧野富太郎博士の植物園など、いいものもたくさん見させてもらい、おいしい鰹のタタキもたくさんいただきました。
木の家ネットの仲間たちの会員発表も、とっても充実していてよかったです。私も、改正省エネ法にむけて「省エネ基準の計算を体験してみる」というコーナーを取り仕切りました。
報告記事はこちら
http://kino-ie.net/act_15.html
滋賀から、愛知から、奈良から・・遠方より来て下さったかた含め、多くの方においでいただきました。ありがとうございました。
玄関のハツリ材を留めるのに使った古い和釘をくださった宮村さんも、奈良から見えられました。
そして、見学会場の外ではミニはつり会が！大工さん達、ほんとに好きなんですね。
平屋・22坪の石場建ての家の見学会をします。よろしければ、いらして下さい。
日時：8/1（土）10時〜17時、8/2（日）10時〜16時
場所：岡山市中区門田文化町2丁目
施工は杣耕社（山本耕平さん、 Jon Stollenmeyerさん）です。
みんなでお待ちしています。
